キレイなビーチを求めるなら、プーケット島内ではなく断然ボートに乗って移動する離島がお勧め。
エメラルドグリーンの色を持つ岩山に囲まれたピピ島のマヤベイも素敵なビーチですが、シュノーケルで会える魚の種類やサンゴは少なめ。どちらかと言うと景観を含めて雰囲気を楽しむ場所かもしれません。
「じゃあ本当にキレイなビーチはどこ?」と言うと、まだあまり知られていない『ロック島』と『ハー島』がイチオシです。この島はピピ島より更に南東に位置し、ハイシーズンのみ行く事が出来るまさに秘境。プーケットからだとスピードボートでおよそ2時間と、あのシミラン諸島より上を行く遠さですが、行けばきっと海の青さや透明度に感動!
ぜひハイシーズンにプーケットへいらっしゃる方に訪れてもらいたい島の一つです。
クラビ県に位置し、近くのランタ島の国立公園の一つであるロック島。
プーケットからだとツアーで訪れるのが一般的です。前出の通りスピードボートで片道2時間弱かかる事から朝も早く、ツアー会社の送迎車がホテルへ迎えに来る時間はおよそ6時半。ただ、ホテルから港まではおよそ1時間程なので、トータルで考えるとシミラン諸島と同じ程度の移動時間ですね。
そして、眠い目を擦りながらボートに乗って到着した島がこちら、ロック島です。
目が覚めるような群青色の海、そしてビーチに近づくにつれて徐々に海の色は薄く柔らかい水色へと変わっていきます。
このコントラストは本当に美しく、はるか遠くまで来た甲斐があったときっと感じられるでしょう。
水中は太陽の光を受けてキラキラと輝き、底まで透けて見えます。潜らずとも魚を簡単に見る事が出来ますよ。
遠浅のビーチは視界に収まる事が無くどこまでも続いているように感じ、他の島に比べて知名度が低い事から観光客の数も少なめ。
ボートから降りてふかふかのビーチに立つと、まるでそこには誰もいないプライベートアイランドのように感じる事も。
そしてビーチの反対側には豊かな自然が残り、ネイチャートレッキングも楽しめます。南国らしい植物や大きなイグアナを探してみてくださいね。
シュノーケルを存分に楽しめるハー島
続いてご紹介するハー島はロック島からボートで移動する事約30分、5つの小さな島から成り立つハー島はビーチを持たない島が多く、上陸はせずシュノーケリングを楽しむ場所になっています。
海中にはコーラルが群生していてカラフルなイソギンチャクやニモ(アネモネ)、ラッキーならベビーシャークやカメに遭遇する事も!
魚たちが自由気ままに泳ぐ姿にとっても癒されて、日ごろのストレスも吹っ飛びそう。ぜひフィンを持ち込んで海の中を楽しんで下さいね。
ほとんどのツアーではロック島とハー島がセットになっている事が多く、先にロック島に上陸してからハー島へ移動、そしてプーケットへ戻ると言ったスケジュールになっています。帰りのボートでは疲れてウトウト、アッという間にプーケットへ到着です。