パトンビーチからトゥクトゥクで移動する事15分。いくつもの山を越え徐々にひとけが少なくなってくると、急に現れるのがパラダイスへの入り口。ピッキングアップトラックを改造した黄色いシャトルバスが並び、仕事中なのか首をかしげたくなるようなゆるい空気をまとったスタッフが迎えてくれます。そこから更に進んで坂道を降っていくと、木々の隙間から淡いミントグリーン色のキレイなビーチが。まるで秘境に入ったかのような錯覚を覚えつつ、本当の入り口へ到着。どうやら山の上にあった入り口は現在はほぼ使われておらず、今はビーチ横に移動したそうです。
そこで入場料を払い、荷物検査を受けてやっと中へ。
今回は近くてリゾート感たっぷりなパラダイスビーチをご紹介します。
一歩敷地内へ足を踏み入れるとそんな声がどこからか聞こえてきそうな程、目の前に飛び込んで来るのは南国の楽園!
沢山のヤシの木が生え、ビーチでのリラックスに欠かせないビーチチェア。側には厳しい日差しを避けるための大き目のパラソルが用意され、カラフルなカクテルを運ぶスタッフ達。砂はやや粗目ではあるものの、キレイに清掃されているビーチでは日光浴を楽しむ人達も見かけます。サンゴが多いため歩くにはやや注意が必要ですが、レンタル可能なカヌーやサップを利用すれば水面から沢山のサンゴ達を眺めて楽しむ事も。
パトン地区にある有名なクラブと同系列な事もあり、BGMには流行りのEDMやハウスが丁度良いボリュームで流れています。
ビーチでの過ごし方
街の喧噪から逃れるように作られたビーチには、レストランやバーカウンター、そしてアクティビティ器材やビーチタオルの貸し出しもあれば、ロッカーやシャワーの完備まで。持ち物はお気に入りのビキニに日焼け止め、そしてちょっとのバーツがあればOKかもしれません。
パラソル付きのビーチチェアーは有料ですが、チェアは使わずビーチにビーチタオルを引いて日光浴を楽しむ人の姿もよく見かけます。日焼けを気にするならパラソルはマストですが、南国にいると小麦肌もかわいく見えてしまいますよね。
チェアーに座るとどこからともなくスタッフが来てお会計を済ませてくれます。その場でドリンクをオーダーしても。アクティビティ器材の貸し出しは敷地奥で、せっかくなのでシュノーケリングやカヌーを楽しむのもお勧めです。(レンタル時にはデポジットが必要です。)
夜はパーティビーチに!
世界3大レイヴの一つとして有名なのがタイのパンガン島で行われるフルムーンパーティ。月に一度だけのビッグイベントを楽しもうと世界中から旅行客が押し寄せます。でも実はここプーケットのパラダイスビーチでもフルムーンパーティが行われているんです!
パラダイスビーチがオープンして既に3年が過ぎようとしていますが、パーティの知名度も上がり当日の会場はパーティーを楽しむ人でいっぱい。パトン内を走る無料シャトルバスが満席で乗れず泣く泣く見送りが必要な程。
パーティーが最も盛り上がる24時近く。会場に近づくとノリの良い音楽と共に外に漏れるレーザーでテンションが一気に上がります。
入り口すぐ側にあるペイントスペースで顔も腕も足も派手に仕上げたら準備は万端、はやる気持ちを抑えて会場の中へ。
人人人!
ビーチ一帯がパーティ会場となり、昼間のパラダイスビーチとは全く異なった顔のビーチがそこに。DJが回す音楽に合わせて溢れかえった人が踊って飲んで最高にハッピーな時間を共有しています。何よりビーチでのパーティは解放感が抜群。裸足になって砂の感触を受けながらカクテル片手に音楽に身を委ねるのって本当に最高です。
夜のパーティーの時には入場チケットが必要で、現地で購入が可能です。1,000Bと1,500Bの2種類のチケットが販売されていますが、異なるのはバケツカクテルのフリーチケットの枚数ぐらいなので、ビール派の筆者はいつも前者を購入。会場内にあるバーでドラフトビール購入がお決まりのパターンです。
きっとあなたにぴったりの楽しみ方が見つかるパラダイスビーチ。
ぜひ行き先の一つに加えてみて下さいね。
Paradise Beach
営業時間 | 10:00~(終了時間は日によって異なります) |
連絡先 | 092 485 6250 |
Webサイト | http://www.paradisebeachphuket.com/ |