プーケットに行こう!と決めたら早速ガイドブックを購入したり、インターネットで情報を収集したり。旅先の下調べって大変だけどワクワクしますよね。
調べを進めていく内に「ピピ島に行こう!」「とりあえずピピ島」と言うフレーズをよく見かけると思います。
実際、日本の旅行会社や現地にある旅行代理店でもピピ島に関するツアーがずらり。
でもやっぱり人気があるのには理由があるんです。
ピピ島、と言ってもとても広いので、今回はまずは行くべき!定番の観光スポットに絞ってその魅力をお伝えします。
ピピ島ってどこにあるの?どんな島?
ピピ島の観光スポット
ピピ島に近づくと先ず見えてくるのが切り立った岩山達。水面近くは波で浸食されて削られていて、巨大な岩と一緒に見上げると自然のダイナミックさを感じさせられます。そしてエメラルドグリーンのラグーンもピピ島ならでは!
そんな岩山とラグーンがまさしくピピ島の一番の魅力であると言っても過言では無い程、初めてピピ島へ訪れた時の感動は今も覚えています。
そして最も有名な観光スポットと言えば、映画「The Beach」のメインの撮影場所で使用されたピピ・レ島にあるマヤベイ。
サラサラの白い砂浜に美しい色の海、そして周囲にはそんな場所を守るかのように岩山が並び、ビーチすぐ後ろのジャングルを抜けると反対側のローサマベイを望むビュースポットに辿り着きます。
他にも、その昔海賊が住んでいたとされるヴァイキングケーヴや、迫力ある岩山と美しいラグーンを目の前にするピレーコーヴもピピ・レ島の見どころの一つ。
そしてピピ・ドン島には沢山の猿に出会えるモンキービーチ、ピピ島一の繁華街トンサイベイがあり、常に世界中から来る旅行者で賑わっています。トンサイベイは船着き場のため、ビーチの透明度は正直あまり良くありません。ピピ・ドン島で泳ぐ場合は、ロングテールボートなどを利用して少し離れたビーチを目指しましょう。
ピピ・ドン島を北上すると、モスキー島(2017年3月現在は立ち入り不可)やバンブー島が見えて来ます。先ほどまでの景色とうって変わって、バンブー島は真っ青で透明なビーチが特徴です。
ビーチにはほとんど魚がいないためシュノーケリングを楽しむ事は出来ませんが、クリームソーダのような海に浮いているだけで身体中の力が抜けてリラックス出来るかもしれませんね。
ピピ島をお勧めする理由
プーケットからピピ島はアクセスが良いとは言いがたく、年間を通していつも混雑しているマヤベイはスクリーンで観た「The Beach」とは違った場所に感じるかもしれません。それでもピピ島をお勧めするのは、神秘的かつ壮大な景観を目の当たりにする事が出来るから。
まさに秘境と呼ぶのにふさわしい場所だと思います。この雰囲気は映画や写真、文字などでは感じ取る事は出来ません。
今回伝えた観光スポットはほとんどのピピ島ツアーの行程に含まれています。
ただ、ツアーによっては行く場所とそうでない場所、上陸せずに船上からの見学のみ…と言った事もあるので、事前にしっかり確認が必要です。そしてあまりにも人気のため常に混雑しているのがピピ島、マヤベイです。酷い時はスピードボートの縦列駐車…なんてことも。それを避ける為に早朝発のツアーもありますので、ご自身の都合などと照らし合わせて選んでみて下さい。
もちろんツアーを利用せずにロングテールボートをチャーターして観光スポットを周る事も出来ますので、気に入った場所が出来たら次回はそこだけ、なんて旅も良いかもしれませんね。